Sunday 30 September 2012

what is crazy, what is heaven

価値観のゆらぎは数々の恋愛をいろどってきたわけですが、
昨日の夜、同居人のtadaが彼女のelainと別れようか、どうしようか、
という話を部屋にあがってきてしていったんだけど、
その中で
she wants to go heaven, but i don want to go!
といっていた

うーん、たしかに
欲望のない世界って、そこがいかに美しかったとしても魅力的じゃない

そのながれで、tadaと家出とホームレスの話をした

tadaはkoratというタイの田舎生まれで、彼が最初に家出したのは4歳のころ
7歳には1週間帰らず、帰った時に生まれて初めてお母さんが泣くのを見た
いつも街中で適当な場所で眠りについてなにもしない
終わり方は、お坊さんに、なにやってんの、家は、食べ物は、と尋ねられ、
そのとたんに、なんだかわからないけど、わーーっと泣きだしてしまい、結局家に帰る

わたしも家出癖や、路上就寝癖あるけど、
それは場所や街に守られてる安心感を感じるためだ
自分以外の人がたくさんいて、それぞれのルールと時間で動いていて、
絶対危害がくわえられない、外にいるけど安全であることを思い出すためだ

ただ儀式としてはtadaもわたしも似ている

この前の誕生日に、ぼく、自分で自分に2ヶ月ホームレスになるご褒美をあげようかと思ってた
とゆってた

i wanna clean up myself, then become white

外で寝たり、自分と全く関係がない場所で眠るのは、
わたしにとってもリセット感のあることだ
自分の体内磁石がぐるぐるぐる〜〜とまわされる感覚
起きた場所を起点に新しく土地勘を植えていく作業
場合によっては植えなくてもいい

tada、25歳か。。。
わたしもそのころ、将来の夢、行方不明とかゆってたらしいし。。。

んで、tadaはそんなだから、ホームレスの人とすぐ仲良くなる
なかでもクレイジーなひとを教えてくれた

そのおっさんは、彼の地元に住んでいて、帰るたびにはなしにいくのだけど、
おっさんは、lonelyはもうとっくに超えた、という
人と話すのも人に怒るのも、とにかく関係性をもちたくない
そんなおっさんが、
「でもでもでも、ゆってもおっさん40くらいでさ、
どーしてもどーしてもおさえきれない性欲が出てきたら、どうするとおもう?」
とtadaがニヤニヤしながら聞いてきた
ってことは、普通にお金で女の子買うってことじゃないんだろーなー
と思いつつ、わかーんない、と首をふると
「前はお金で買ってたけど、おっさんがあんまり汚すぎるんで、女の子にいやがられちゃって、
だから今は、死体とやってるってさ、20バーツ(50円)、墓守に後処理代払うって」

うわーーっっっ
すげえな
てか、やす!いや、安いとかなのか?
東京純粋培養の私が、高い安い、いい悪いとかいう話じゃないか

「まー、もちろんそのおっさん、たぶん頭がおかしくなってるんだろーけど、
だってさ、昔、警官に頭を銃でぶち抜かれて、それでも死ななかったんだって」

えっっっ

「んで、5年間、記憶喪失だったって」

げっっっ

今度、11月にkorat行くとき、あわせてくれるって
でも、tadaに対しては普通に話してくれるひとみたい

屍姦のはなしだけど、わたしはおかしいと思わない
i don think that is crazy
いわばボトムアップ型で自然発生した社会保障制度とでもいうか
そんなんでは天国いけませんよ、と誰がいおうと、
圧倒的に差別され、いわれなき暴力を甘んじて引き受けている立場の人が
死体とやったぐらいでいけない天国なんて行きたかない

他にもおもろいはなし、いっぱいしたけど、
さすがに全部は書けないのが残念

んで、今日の朝、どーやら下のふたりは、やっぱり別れ話をした模様
空気がどろーんとしてる
おかんポジションのelaineがいないと、この家、絶対崩壊する!!!
別れてもいいけどこの家にいて。。。
dont go, elaine,,,,

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